こんなお悩みありませんか?
- 透析が必要と言われたが、何をどう選べばよいかわからない
- 血液透析と腹膜透析の違いを知りたい
- 透析を始めると仕事や日常生活はどうなるのか
- 腎移植の選択肢についても知りたい
- 透析の準備・導入をどこに相談すればよいかわからない
このような症状でお困りの患者様は、お気軽に当院へご相談ください。
腎代替療法(透析)とは
腎代替療法とは、腎臓が機能を失った際にその働きを補う治療の総称で、①血液透析(HD)、②腹膜透析(PD)、③腎移植の3種類があります。
日本透析医学会の統計によれば、国内の透析患者様数は約35万人(2022年時点)に達しており、新規導入原因の第1位は糖尿病性腎症です。どの治療法を選ぶかは、腎機能・年齢・生活スタイル・基礎疾患・患者様本人の希望を総合的に考慮して決定します。

症状(透析が必要な状態で現れるもの)
末期腎不全では倦怠感・むくみ・息苦しさ・吐き気・食欲不振・高カリウム血症による不整脈リスクなどが現れます。透析を開始することで、これらの症状が改善することが多くみられます。
透析が必要になる背景(原因)
末期腎不全の最多原因は糖尿病性腎症(約38%)、次いで腎硬化症(高血圧性腎障害)、慢性糸球体腎炎(IgA腎症など)です(日本透析医学会2022年統計)。いずれも早期からの介入で透析導入を遅らせることが期待されるため、CKDの段階からの管理が最も重要です。
治療(腎代替療法の選択肢)
血液透析(HD)
週3回(1回4〜5時間)、医療機関で血液を機械(ダイアライザー)に通して浄化する方法です。定期通院が必要ですが医療スタッフが管理するため安心感があります。シャント(動静脈瘻)の作製が必要で、感染・狭窄・閉塞などのリスクがあります。
腹膜透析(PD)
お腹の腹膜を利用して老廃物を除去する方法です。自宅で1日3〜4回(CAPD:持続携行式腹膜透析)または夜間に機械を用いて行う(APD)が可能です。通院は月1〜2回程度に減らすことができ、仕事や生活の自由度が高まります。腹膜炎リスクへの対応が重要です。
腎移植
根本的な腎機能の回復が期待できる唯一の治療法です。生体腎移植(近親者からの提供)と献腎移植(脳死・心停止ドナーからの提供)があります。移植後は免疫抑制薬の継続が必要です。当院では腎移植の適応評価・移植実施施設へのご紹介も行っています。
注意事項
腎代替療法の選択は生涯にわたる治療方針に関わる重要な決断です。1回の説明で決めるのではなく、複数回の面談を通じて十分に理解・納得したうえで選択することを大切にしています。当院院長・鶴岡 歩(つるおか あゆむ)は血液浄化療法(透析)の豊富な経験を有しており、各療法の特徴・リスク・生活への影響を丁寧にご説明します。
院長からひとこと
「透析は人生の終わり」と思われている患者様と何度も向き合ってきました。しかし透析を始めてから症状が改善し、元気を取り戻していく患者様も多くいらっしゃいます。尿毒症の症状、特に倦怠感が改善することで、透析導入前より日常生活が楽になったと言われる方も多くあります。患者様の価値観・生活・希望に寄り添いながら、最善の治療選択を一緒に考えます。どんな不安もお気軽にご相談ください。
監修医師
鶴岡 歩(つる内科クリニック院長)
循環器内科・腎臓内科を専攻後、大阪府済生会千里病院 千里救命救急センターおよび大阪市立総合医療センター 救命救急センターにて救命救急医・集中治療医として勤務。カテーテル治療・血液浄化療法を専門とし、2026年10月につる内科クリニックを開院。日本内科学会総合内科専門医・日本循環器学会循環器専門医・日本腎臓学会腎臓専門医をはじめ、救急・集中治療・脈管・IVR(画像下治療)など多数の専門医資格を保有。