こんなお悩みありませんか?
- 突然「ドキッ」と胸が跳ねる感じがする
- 脈が飛ぶ・乱れる感じがある
- 急に脈が速くなり、しばらく続いて突然止まる
- 脈が遅く、めまいや失神することがある
- 健診の心電図で「心房細動」「期外収縮」と言われた
このような症状でお困りの患者様は、お気軽に当院へご相談ください。
不整脈とは
不整脈とは、心臓の電気的な刺激(興奮)の発生や伝導に異常が生じ、脈拍が乱れる疾患の総称です。健康な人にも起こりうる良性のものから、突然死につながる危険なものまで、その種類と重症度は幅広いです。
主な不整脈の種類:心房細動(AF)・期外収縮・発作性上室頻拍(PSVT)・心室頻拍(VT)・心室細動(VF)・洞不全症候群・房室ブロックなど。心房細動は脳梗塞の原因として最も重要な不整脈のひとつです。

症状
動悸・脈の乱れ・胸部不快感・息切れ・めまい・失神などが代表的です。「突然胸がドキドキして数十分止まらなかった」「立ちくらみが続いて倒れかけた」という患者様が当院を受診されることがあります。無症状のまま健診の心電図で発見されるケースも少なくありません。
原因
加齢・高血圧・弁膜症・心筋症・心不全・甲状腺疾患・電解質異常(カリウム・マグネシウムの異常)などが不整脈の背景疾患となります。慢性腎臓病では電解質バランスが崩れやすく、不整脈を生じやすい状態となることがあります。アルコール・カフェイン・喫煙・睡眠不足も誘因となります。
治療
日本循環器学会の不整脈ガイドラインに基づき、不整脈の種類・重症度・基礎疾患を総合的に評価したうえで治療方針を決定します。
薬物療法
抗不整脈薬(心拍数・リズムのコントロール)、抗凝固薬(心房細動に伴う脳梗塞予防)を使用します。心房細動に対する抗凝固療法は、CHADS2スコアなどのリスク評価に基づき行います。慢性腎臓病をお持ちの患者様では、抗凝固薬の用量を腎機能に応じて慎重に調整することが必要です。
カテーテルアブレーション(経皮的カテーテル心筋焼灼術)
不整脈の原因となる異常な電気回路を焼灼する根治的治療です。心房細動・発作性上室頻拍などで有効性が期待されます。当院では適応を判断したうえで、連携施設へご紹介します。
ペースメーカー・ICD植込み
脈が遅い不整脈(洞不全症候群・房室ブロック)にはペースメーカーを、心室頻拍・心室細動などの致死性不整脈リスクが高い患者様には植込み型除細動器(ICD)を植込みます。
注意事項
抗凝固薬を服用中の患者様は、自己判断で服薬を中断しないことが非常に重要です。NSAIDs・特定のサプリメントとの飲み合わせにも注意が必要なため、他院を受診する際は必ずお申し出ください。
院長からひとこと
「脈が乱れることがあるが、すぐ治るからたいしたことはない」という患者様が多くいらっしゃいます。しかし心房細動は自覚症状が乏しいまま脳梗塞を引き起こすことがあります。私が特に注意しているのは、慢性腎臓病をお持ちの患者様の不整脈です。腎機能の低下は電解質バランスを乱し、抗凝固薬の用量設定にも影響します。腎機能を考慮した管理が欠かせないこの分野では、循環器内科・腎臓内科の両専門知識が役立ちます。「動悸が気になる」という患者様は、まず当院でご相談ください。
監修医師
鶴岡 歩(つる内科クリニック院長)
循環器内科・腎臓内科を専攻後、大阪府済生会千里病院 千里救命救急センターおよび大阪市立総合医療センター 救命救急センターにて救命救急医・集中治療医として勤務。カテーテル治療・血液浄化療法を専門とし、2026年10月につる内科クリニックを開院。日本内科学会総合内科専門医・日本循環器学会循環器専門医・日本腎臓学会腎臓専門医をはじめ、救急・集中治療・脈管・IVR(画像下治療)など多数の専門医資格を保有。